2011年2月17日地元の金融機関主催の新春講演会に行き、早稲田大学大学院教授の野口悠紀雄先生のお話を伺ってきました。要旨は下記のようなものでした。1)日本は8割経済からこれから先も脱却できない、回復しない。
2割生産能力が過剰、人と設備で。2)中国はじめとする新興国頼みはまちがいである。中国に売ろうとすると安いものしか売れない。3)中国が作れないものを作るしかない。4)日本の失業率は実質10%。現在5%台だが、政府の雇用助成金で200万人が失業者になっていない。5)直近のGDP成長率が4.6%になっている。くるま、家電等耐久消費財が年率換算で40%増加しているがこれは政府の支援策のおかげ。やめれば40%ダウンする。6)日本企業の決算もしかり、ピークに比べて利益が1/6、1/7の落ち込み。第3四半期10%程度増えてはいるが、元に戻るには700%増やさなければならない。7)日本企業の利益水準は国債の利率よりも低い。日本の製造業は企業として成り立っていない。8)中小企業、ベンチャー、個人企業のチャンス。9)人と同じことはやらない、人が求めることをやれ。10)過去に固執するな。過去の成功体験に囚われてはいけない。以上。
冒頭、野口先生曰く、新春講演会には似つかわしくないような話をしなければならないと。
しかし、私はまさに新春にふさわしい講演だったと思いました。

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